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飯田 篤

事案の解決に向けて、
お客さまと伴走することが鑑定人の仕事

  • 飯田 篤
    • Q比較的近しい業種からの転職でしたが、前職との大きな違いなどはありましたか?

      損害保険鑑定人の業務は、
      より人の役に立てている実感があります。

      事故が起きてから保険金が支払われるまでの流れなどは知っていましたし、損害保険鑑定人という職業の存在も認識していました。ただ、アジャスターと損害保険鑑定人では実務的には全く異なるところも多く、入社当初は未経験で入社された方と同じように、まずは損害保険登録鑑定人の資格を取るために一生懸命知識を覚えて、それから現場に出て少しずつスキルを上げていきました。アジャスターの業務は、事故で損害を受け工場レッカー移動された車を査定しに行く形だったので、事故現場には行かないし、被害者さまとお会いすることもなかったんです。一方、損害保険鑑定人は現場に行き、被害者さまからも被害状況などについてお話を聞いたうえで損害額を査定します。被害の態様や対象物もさまざまで、査定も複雑で難しくなりますが、人の役に立てている実感がダイレクトに得られるのは損害保険鑑定人の業務ならではのものだと感じます。

    • Q損害保険鑑定人という仕事の魅力はどこにありますか?

      社会貢献度の高い業務なので、
      使命感を持って取り組めます。

      事故や災害によって何らかの損害が発生した現場に足を運ぶことになるので、困っている方や、怒っている方を目の前にすることも多く、ただ単に損害額を査定する業務というよりは、損害を受けてしまった方が保険によって速やかに救済されるようサポートする、サービス業の性質が大きい仕事だと思います。時には大変な局面もありますが、そのぶん解決したときに感じられるやりがいは大きいです。被害者さまや保険会社から感謝のお言葉をいただけることは嬉しく感じますし、社会貢献度が高い事業なので、より使命感を持って仕事に取り組めることが、この仕事の魅力ではないかと考えています。

  • 飯田 篤
    • Qチーム長としてメンバーによく伝えていることを教えてください。

      事案の解決に向けて、お客さまと伴走する鑑定人になってほしいです。

      私は6年間、保険会社に常駐する“駐在”という形で、仕事を依頼してくださるお客さまと常にコミュニケーションを取りながら仕事をしていました。なのでお客さまのニーズはある程度理解しているつもりで、特に若手のメンバーには、その知識や経験を元にアドバイスすることが多いです。メンバーによく伝えているのは「我々鑑定人は、事案の解決に向けて動く役割を期待されている」ということです。私たちが保険会社に納品する成果物は鑑定調査報告書であり、損害額の査定結果を正確に出すことだけをゴールに置いてしまいがちですが、被害者さまや保険会社にとっての事案の着地点は、保険金の支払い額に関係者が納得したことを指す「協定」というものです。お客さまからは、協定を目指して伴走してくれる鑑定人が求められていますので、メンバーにもそうなってほしいと考えています。そのためには多種ある保険の約款が頭に叩き込まれている必要もあり、簡単なことではありませんが、チーム内で知識やノウハウを共有しながら、全体のレベルアップを図っていきたいです。

    • Q応募を検討されている方にメッセージをお願いします。

      働きがいとワークライフバランスを両立できる環境です。

      鑑定人の仕事は、ミスが許されない責任ある仕事ではありますが、現場調査に行く日程など、自身のスケジュールについては、一人前になれば比較的自分でコントロールすることが出来ます。私も自動車のアジャスターを行っていた時は、1日に5件、6件と工場を回ってから帰社し、夜遅くに報告書類を作って・・・といったハードな働き方もしていましたが、当社はチームで仕事をしており業務量も偏らないよう社内で調整していますし、常に残業が多いような職場ではありません。心身ともに充実した状態で良いパフォーマンスが発揮できるよう、働きがいとワークライフバランスを両立できる職場づくりに努めていますので、そんな環境を求めている方は是非エントリーしてみてください!

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